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石田 和哉

19日の米国市場は同日発生したコンピューターの大規模なシステム障害による鉄道・航空・陸輸金融・医療など様々な分野での影響が市場での不信感を生み、値を下げる展開、前日比続き続落となる展開となっている。

米サイバーセキュリティ「クラウドストライク」社のセキュリティソフトの障害によるものであるが、影響を受けた一部のサービスの復旧には時間を要するなど現代社会の脆さが露呈されたことが不確実性の上昇を引き起こしたようだ。

全体への影響はそれほどでもなく、市場は直ぐに安定を取り戻すと思われる。

ダコタ・ウェルスのシニアポートフォリオマネジャー、ロバート・パブリク氏は「システム障害は不確実性を高め、ナスダック全体を圧迫した」とし、「買いを一部遅らせる動きも出るだろう。夏場の金曜日であることに加え、システム障害を受け投資家は様子見ムードとなった」と述べた。

ただ、「全体への影響は大きくないだろう」という見方を示した。

(米ダウ推移)


(Reutersより)

7月4週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
7月24日(水)
23:00 米国 6月新築住宅販売件数(年率換算件数)
23:00 米国 6月新築住宅販売件数(前月比)

7月25日(木)
21:30 米国 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)

7月26日(金)
21:30 米国 6月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
21:30 米国 6月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
21:30 米国 6月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)

日米市場
日本市場は大きく値を崩す展開となった。

7月11日に史上最高値となる42,224円を付けた後、僅か5営業日で40,063円、2,000円近い下落となる等調整局面となっている。

中期移動平均で頭を押さえられていた時分からの上抜けとなった42,224円までの上昇も5営業日での打消しとなっており、ここから値を戻せるのかどうか?方向性の見えにくい状況となっている。

米国市場動向の影響が強いことから、米国で行われている大統領選挙の行方も強く影響を及ぼしてくることから米国市場動向には注意したいところだ。

(日経平均推移)

(Reutersより)

欧州市場
英国・欧州市場共に値を下げる展開となった。

英国市場は反落して終えている。
銅や金などが値を下げた事で商品関連株、日用品、小売りが売りも強くなり、米国マイクロソフトのクラウドで発生したシステム障害を受けて、保険請求の発生が考えられることから損害保険会社が売られるなど売りの強い展開が続いた。

欧州市場も同様に、資源株、ハイテク株などが売られる展開となった。
STOXX欧州600は1週間で2.68%の下落と、今年最大の下げ幅となっている。

(STOXX欧州600推移)

(Reutersより)

今週の為替(GBP/CHF)

GBP/CHF4時間足について解説したいと思う。

GBP/CHF4時間足は直近の上昇トレンド、2023.12.28~2024.05.27までの高安値の23.6~50%までがおよそ意識されており、ここからの上下の抜けとなった場合には上値抜けの場合には日足上で表示される2021.04.2~2022.09.26までの下降トレンドで緩やかな下降となった価格帯の1.20900~1.28500までが意識される可能性がある。

下降トレンドとなった場合には上図での61.8%の1.10300付近が意識される展開となりそう。

RCI(14)は36.5、RCI(20)は39.5と一旦の反発を意識し始める水準が近くなっており、直ぐに下抜けで推移という事も考え難い状況となっている。

ほぼ満足
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