石田 和哉
26日の米国市場は主要3指数共に上昇で週を終えている。
大型ハイテク株に買いが入った事、6月個人消費支出が前年比+2.5%と先月の+2.6%から鈍化し、過去4か月で最小の伸びとなったものの、その結果を受けたFRBが9月には利下げに着手するのではとの観測もあり、米国市場は値を上げる展開となった。
BNPパリバの米国株式・デリバティブ戦略責任者、グレッグ・ブートル氏は「来週のアップルopens new tab、マイクロソフト、アマゾン、メタの決算発表で市場の方向性が決まる」との見方を示した。
またポートフォリオのポジショニングのほか、米大統領選、経済指標、企業決算などが「微妙に異なる方向に動いている」とし、こうしたさまざまな要因を背景に米株式市場は不安定になりやすくなっていると見ている。
(米ダウ推移) 
(Reutersより)
7月5週(8月1週)の注目ポイント(経済指標)
時間表記:日本時間
7月30日(火)
18:00 ユーロ 4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
18:00 ユーロ 4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
7月31日(水)
--:-- 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
--:-- 日本 日銀展望レポート
15:30 日本 植田和男日銀総裁、定例記者会見
18:00 ユーロ 7月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
18:00 ユーロ 7月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
21:15 米国 7月ADP雇用統計(前月比)
21:30 米国 4-6月期四半期雇用コスト指数(前期比)
27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
8月1日(木)
20:00 英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
20:00 英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
23:00 米国 7月ISM製造業景況指数
8月2日(金)
21:30 米国 7月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 米国 7月失業率
21:30 米国 7月平均時給(前月比)
21:30 米国 7月平均時給(前年同月比)
日米市場
日本市場は更に値を崩した。
26日は37,667円と7月11日の最高値42,333円から4,600円超の下げと凄まじい下落となっている。
円高との連鎖への警戒、17日から値を崩した米国市場を見ての利益確定売りや半導体株への売りなど様々な形が日本市場を襲った形となっている。
円も急速に上昇し、先々週には介入が行われたと観測されるなど日本市場を取り巻く環境は急速に悪化している様に思える。
週末の米国市場は値を戻す展開となったものの、個人消費が4か月で最低水準となるなど実体経済には期待する事が難しく、FRBによる利下げへの期待という想い・願いで市場が値を上下する、少し不安定な展開となっている。
どの様な展開となるのか?は米国市場次第といったところだ。
(日経平均推移)
(Reutersより)
欧州市場
英国・欧州市場共に値を上げる展開となった。
英国市場では米国でテクノロジー関連銘柄が買い戻され、米国市場が上昇となった事などを好感する動きとなり、英国市場は上昇となった。
FTSE250種指数は2.26%、FTSE 100種指数も2か月ぶりの高値となっており好調な展開となっている。
欧州市場でも堅調な業績であった銘柄を中心に買いが入り、堅調な展開に。
高級眼鏡大手のエシロールルクックスオティカが7%を超える上昇しており、エルメスなども上昇するなど堅調な相場展開となった。
(STOXX欧州600推移)
(Reutersより)
今週の為替(AUD/NZD)

AUD/NZD4時間足について解説したいと思う。
AUD/NZD4時間足は上昇トレンド、2024年6月6日から2024年7月17日までの上昇を見せた後にレンジ相場となっており、推進波1-5波の後の調整波a-cの形成後の再度の推移波となるのかどうか?といったところとなっている。
青枠を下抜けた場合には38.2%となる1.09880付近までの下落、1.09880をも超える様であれば50%となる1.09400までの下落も考えられる。
逆に上抜けた場合には週足上の高値、2022年9月に付けた高値帯の1.13940を意識する形となり、上振れ期待は長期で見ればある程度の数字を見込める状況となりそうだ。
