石田 和哉
17日の米国市場は20日のトランプ氏の就任式を控え、新政権下での政策への期待、経済・金利に対する楽観的な見方が多勢を占める展開となり、市場は上昇する展開となった。
S&P500市場は昨年11月以来の週間上昇率を記録しており、ナスダック総合も昨年12月以来の最高値と米国市場は好調な展開となっている。
トランプ氏は就任後に米国第一の政策を実現する為に100本の大統領令に署名すると見られており移民問題、関税、前政権のバイデン政権下で導入されたEV振興策の廃止や石油天然ガスの開発を促進させる命令など就任後の行動に注目が集まっている。
(米ダウ推移) 
(Reutersより)
1月第3週の注目ポイント(経済指標)
時間表記:日本時間
1月24日(金)
--:-- 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
--:-- 日本 日銀展望レポート
08:30 日本 12月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30 日本 12月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 日本 12月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
15:30 日本 植田和男日銀総裁、定例記者会見
日米市場
日本市場は1月7日の高値40083.30円から1631.84円の下落となっており、25年の滑り出しは散々なものとなっている。
米トランプ氏の就任が20日、週明け初日に予定されているが、米国第一主義を掲げる同氏の大統領令の詳細次第では失望売り、手放し売りなど波乱に満ちた展開となる可能性もあり、日本市場に対する不安感がトランプ氏の就任により払拭されるのか、加速されるのか市場の反応に注目したいところとなっている。
(日経平均推移)
(Reutersより)
欧州市場
欧州市場、英国市場共に値を上げる展開となっている。
トランプ氏の就任を前に、欧州市場では中国の経済指標を受けて好調な展開に。
英国市場は英中央銀行による利下げの期待から値を上げる展開となっている。
欧州市場ではトランプ氏の就任後の米国第一を掲げる政策の内容に英国では12月小売売上高が市場予想から反して減少、マイナス成長となる可能性があるなど、欧州英国市場では様々な問題が散見されている。
(FTSE100種推移)
(Reutersより)
今週の為替
CAD/CHF
CAD/CHFの解説を行っていく。
CAD/CHFは直近の上昇トレンドからの調整であり、波動論上の推進波が終わり調整波へと変化する部分、トレンド転換となる可能性のある部分となっている。
現在の価格が直近上昇トレンドの38.2%を意識しており、ここからの下落では50%、61.8%がそれぞれ意識される価格帯となっている。
調整波、推進波と流れよく波形が形成されればある程度の値幅を取る事も可能であると思われるが、安値を付けた後の戻りからの下落、直近の安値を抜ける動きとならない、逆の方向であっても高値を付けそれを抜けてこない限りは安易なトレードは厳禁と言ったところだ。
レンジに転化する場合でもダウ理論の切り上げさげが行われない事でレンジへと転化することから直近の高値安値、高値安値の形成には注意を払いたいところ。
