石田 和哉
米国市場はトランプ大統領による相互関税が発動されなかったことから動きに欠ける展開となったものの、市場自体はじりじりと値を上げる展開となっている。
トリプルDトレーディングのトレーダー、デニス・ディック氏は「今はトランプ一色だ。他のことは全てノイズに過ぎない」と指摘。トランプ氏の今後の発言や貿易戦争の行方に注目が集まっていると述べた。
その中で民泊仲介大手のエアビーが四半期決算の増収が好材料となり14%の大幅高、市場を牽引しナスダックは最高値を更新する形となった。
(米ナスダック推移) 
(Reutersより)
2月第3週の注目ポイント(経済指標)
時間表記:日本時間
2月17日(月)
08:50 日本 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
08:50 日本 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)
2月19日(水)
28:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
2月21日(金)
08:30 日本 1月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30 日本 1月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 日本 1月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
日米市場
日本市場は日経平均39149.43円で週を終えている。
先週末の終値より400円ほどの上昇となっているが、日経平均4万円付近での売り買いの錯綜する展開となっている。
日経平均4万円を超えられない状況が続いており、昨年12月27日の高値40,398円を超える事の出来ないレンジ相場ともなっている。
あっけなく最高値を超えてくるのか?それとも上値を抑えられてしまうのか、米国市場動向次第、特にトランプ大統領による相互関税での欧州・米国・アジア市場の動きに注目と言ったところとなっている。
(日経平均推移)
(Reutersより)
欧州市場
欧州市場は週間で8週連続の上昇と好調を維持。英国市場は上値を抑えられる展開へ。
欧州市場は5日営業日ぶりに値を下げる展開となったものの、STOXX欧州600は週間では8週連続の上昇となっており、富裕層の高級品に対する購買意欲の強さが各高級品ブランドの株価を押し上げ、市場を牽引する状況を作り出している。
英国ではポンドが上昇した事が輸出企業の重荷と見られ、製薬株の四半期決算も上値を重くする展開となっている。
(FTSE100種推移)
(Reutersより)
今週の為替
EUR/CAD
EUR/CADを解説していきたい。
EUR/CAD4時間足は直近の下降トレンドからの戻りの部分であり、転換部分、推進波1-2の形成、3波の形成開始を見て取ることができる。
3波の形成が終われば38.2%を目標に、50%~61.8%を目指して推移すると思われる。
61.8%にまで到達した場合には上値は抑えられると思われるが、38.2%、50%を超えてきた場合にはそれぞれの価格が下値支持線に転換することになり、下値は徐々に形成されていくことになる。
その場合には下値が切り上げになり、高値を形成しやすい土壌が生まれる事から、更なる高値に期待できる状況となるだろう。
