石田 和哉
3日の米国市場はISM非製造業総合指数が好景気・不景気の分かれとなる50を4か月連続で下回り労働市場の軟化が示されたことでFRBによるさらなる追加利下げの可能性が取り出され、市場は値を上げる展開に、ダウ・S&P500が最高値を更新する形となった。
最高値を更新しているものの、予算不足による米政府機関の閉鎖を発端とする経済データの未発表、データの発表が遅延していることによる経済見通しの不確実性があり、注視したい。
(米ダウ推移) 
(Reutersより)
10月第2週の注目ポイント(経済指標)
時間表記:日本時間
10月8日(水)
27:00 米国 連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10月9日(木)
20:30 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
日本市場
日本市場は45,769.50円で週を終えており、週間では+656.21円となっている。
自民党総裁選で高市早苗氏が自民党新総裁となったことを受けご祝儀相場、AIを中心とした牽引相場となっており、週明けの日本市場は46,000円台の可能性も視野に入る展開となっている。
問題になるのは、どの価格で失速、利益確定や様子見が強くなるのか?であり米国で問題になっている予算不足からの政府機関の閉鎖がどのような展開となるのか?上昇相場の足を引っ張りかねない状況となっている。
(日経平均推移)
(Reutersより)
欧州市場
欧州・英国市場共に値を上げる形で週を終えた。
米利下げ期待が市場の追い風となり、FTSE100種は週間で2.22%、欧州STOXX600は週間で2.87%大きく値を上げる形となった。
英国で発表された9月の英国の購買担当者景気指数は5か月ぶりの低水準となったものの11月の英予算案考案を前に様子見が強くなっている中での米利下げの可能性が背中を押す格好となったようだ。
(STOXX欧州600推移)
(Reutersより)
今週の為替(EUR/NZD)

EUR/NZD4時間足について解説したいと思う。
EUR/NZD4時間足上では比較的長期間で見た場合、波動論上の第3波の形成の可能性を見て取れる部分となっている。
9月11日の安値を起点に上昇トレンドとなっており、第3波の序章となっている可能性がある。
第3波は最もトレンドの強さ、長い波になるという特徴からここからの上昇による第3波の形成、直近高値の切り上げとなれば絶好の買い場となる可能性がある。
下値を切り下げてしまい調整局面となるのか、上昇となり第3波の形成となるのかは今後の勢い、流れ次第となっているが上昇となった場合には買い目線でのトレードが有利に働くことになりそうだ。
