石田 和哉
21日の米国市場はFRBによる12月の利下げ期待の高まりが市場の背中を押す形となり、市場は堅調、値を戻す展開で推移した。
とはいえテック企業(主にIT) が割高ではないのか?という懸念から週間では大きく値を下げており、期待されていたエヌビディアの決算も尻すぼみの形となっている。
ベアード・プライベート・ウェルス・マネジメントの投資ストラテジスト、ロス・メイフィールド氏は「きょうの大きな追い風は、12月FOMCでの利下げ確率が変化したことだ」と述る一方で、ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、経済が底堅く推移する中、FRBの金融政策は適切な位置にあるとし、12月会合での追加利下げの必要性について懐疑的な見解を示唆するなど利下げを巡る思惑、予想も様となっている。
(米ダウ推移) 
(Reutersより)
11月第4週の注目ポイント(経済指標)
時間表記:日本時間
11月25日(火)
22:30 米国 9月小売売上高(前月比)
22:30 米国 9月小売売上高(除自動車)(前月比)
11月27日(木)
21:30 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
日本市場
日本市場は48,625.88円で週を終えており、週間では1,656円安、1か月では673円の下降となっている。
10月末に52,000円台から実に4,000円近い下落となっており、調整局面が強く出ている。
ハイテク関連銘柄の下落が影響を及ぼした形となっており、米国で懸念されているハイテク、特にAI企業の株高懸念が日本市場にも波及した形だ。
(日経平均推移)
(Reutersより)
欧州市場
欧州・英国市場共に値を下げる展開となった。
週間ベースでみると英国市場は1.64%、STOXX欧州600は2.21%の下降となっている。
ロシアとウクライナ問題で戦争終結、停戦の機運が高まる中、米国で起こっているハイテク関連(AI企業)の割高感への懸念が波及した価値となっている。
それほどの下落となっていない原因の1つに米国での追加の利下げの可能性、それについて要人発言が行われるなどが市場を下支えしており米国市場への関心、注目は高まっている。
(STOXX欧州600推移)
(Reutersより)
今週の為替(AUD/NZD)

AUD/NZDの4時間足について解説したいと思う。
波動論上では長い上昇トレンドが終わり、調整波a-bの形成後のc波での下抜けが起こるかどうか?となっている。
下抜けの有無を見る必要のあるc波はa波を超える下落(a-b波で形成された安値)となる事から売り目線でのトレードも可能になっている部分でもある。
売りで保持をした場合にはb-c波で形成される高値がロスカットの目安となり、a-b波で形成された安値を抜ける形になれば、ある程度の下値余地も考えられる。
1.1360までの下落が考えられることから下値抜けとなった場合には積極的に売り目線と行きたいところだ。
