石田 和哉
28日の米国市場は感謝祭翌日の短縮取引ということもあり薄商いとなったが、ブラックフライデーセールが始まり年末商戦が本格化、それに伴って市場は値を上げる展開となった。
薄商いの中で値を下げていたハイテク株も値を戻す展開となり、12月の追加利下げ観測も市場の背中を押す形となった。
スミード・キャピタル・マネジメントのコール・スミード最高経営責任者(CEO)は「祝日明けは常に取引量は少なく、目立った動きもない」と述べるなどしている。
(米ダウ推移)
(Reutersより)
12月第1週の注目ポイント(経済指標)
時間表記:日本時間
12月1日(月)
24:00 米国 11月ISM製造業景況指数
12月2日(火)
10:00 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
19:00 ユーロ 11月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
19:00 ユーロ 11月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
12月3日(水)
22:15 米国 11月ADP雇用統計(前月比)
24:00 米国 11月ISM非製造業景況指数(総合)
12月5日(金)
19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)
19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)
24:00 米国 9月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
24:00 米国 9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
24:00 米国 9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
日本市場
日本市場は50,253.91円で週を終えており、週間では1,002円高、1か月で2,157円の下降となっている。
日経平均は5万円台に到達しているものの、何時値を下げる展開となるのか、それとも5万円台を超えてくるのか?は不透明となっており、年末にかけて調整色の強い展開となるのか?それとも値を上下するのか?わかりにくい状況だ。
引き続き米国市場動向に左右される展開は続くと思われる。
(日経平均推移)
(Reutersより)
欧州市場
欧州・英国市場共に値を上げる展開となった。
週間ベースでみると英国市場は1.90%、STOXX欧州600は2.55%の上昇となっている。
両市場共に米利下げ観測をもとに値を上げる展開となっており、米国市場頼みではあるが復調、値を戻す展開となっている。
米国で始まったブラックフライデー、年末商戦がどの程度の売り上げとなるのか?
小売売上高の推移や市場予想など、少なくとも年内は米国市場動向次第の展開が続きそうだ。
(STOXX欧州600推移)
(Reutersより)
今週の為替(USD/JPY)

USD/JPYの4時間足について解説したいと思う。
直近の上昇トレンドからのレンジ相場への転換部分となっている。
調整波a-bは形成されたもののc波でa-b波で形成された安値を下抜けることができずに
値を戻したことでレンジ相場への転換が起こっており、ここからは上値抵抗線と下値支持線の2線を抜ける動きを待つ形となる。
上値抵抗線156.80、下値支持線155.50をそれぞれ抜けることができるのかどうかとなっており、下抜けた場合にはある程度の勢いを伴った動きとなりそうだ。
