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Nick Goold

手堅いニック式取引戦略

月曜特別版

ニック・グールドがお届け

先週は、米国と日本の中央銀行会合が市場の大きな注目を集めました。FRBと日銀はいずれも予想通り0.25%の利上げを決定しましたが、その後の発言を受けて市場は大きく動きました。FRBでは全メンバーが利上げを支持し、一部の市場参加者にとっては予想外の結果となりました。米国の金利上昇と国債利回りの上昇も株式市場の重しとなりました。

週前半には、サウジアラビアの石油施設への攻撃を受けて中東からの原油供給への懸念が高まり、原油価格が大きく上昇しました。WTI原油は100ドルを上回り、原油高によってインフレが高止まりし、高金利が長期化するとの警戒も強まりました。


日本の建物

日銀は政策金利を1.25%に引き上げ、7人が利上げに賛成、2人が反対しました。一部の市場参加者は今後の利上げについて、より強い姿勢が示されると予想していたため、日銀の発表後、金曜日のドル円は上昇しました。その後、日銀がレートチェックを行ったとの報道を受けて為替介入への警戒が高まり、ドル円は金曜日後半に下落しました。

今週の市場見通し

米国株

NYダウは3週連続で下落しました。原油高によるインフレ懸念が強まり、FRBがさらに利上げする可能性も意識されています。金曜日までは重要な経済指標が少ないため、原油価格の動きが引き続き株式市場を左右する可能性があります。原油価格が大きく下落しない限り、下向きの10日移動平均線を下回っている間は、売りの機会を探す戦略が引き続き有効でしょう。レジスタンスは52,000、52,700、53,000、53,750、54,000、54,500。サポートは51,500、51,000、50,000、49,000です。

日本株

日経225は先週、原油価格が高値から下落し、日銀が今後の利上げについて予想ほど積極的な姿勢を示さなかったことから、2%以上上昇しました。直近の短期的な下落トレンドは崩れ、10日移動平均線を上回って週を終えています。月曜日から水曜日まで日本市場は祝日となるため、今週は比較的静かな相場が予想され、レンジ内での取引が有効となる可能性があります。レジスタンスは66,000、67,500、69,500、70,000、71,000。サポートは64,000、63,000、62,000です。

USD/JPY

先週のドル円は、中央銀行会合を前に155円を回復するなど、値動きの大きい一週間となりました。FRBは予想以上にインフレへの警戒を示した一方、日銀では2人の委員が利上げに反対しました。金曜日には158円付近まで上昇しましたが、その後、日銀がレートチェックを行ったとの報道を受けて為替介入への警戒が高まり、売りが入りました。日銀が急速に利上げを進める可能性は低い一方、為替介入への警戒も残っているため、短期的には155~158円のレンジ相場が続く可能性があります。レジスタンスは158.00、159.00、160.00。サポートは156.00、155.00、153.00、152.50、152.00、150.00、149.00です。

週前半はWTI原油の上昇と米国の利上げ観測を受けて金価格が下落し、月初の安値を下回りました。FRBがさらなる利上げの可能性を示したものの、その後は原油価格が下落したことで買いが戻り、金価格は週後半に回復しました。10日移動平均線を上回って週を終え、金利上昇にもかかわらず価格が回復したことから、短期的には金の下落局面が一服した可能性があります。今週は価格が下落した場面で買いの機会を探す戦略が有効でしょう。レジスタンスは4,400ドル、4,500ドル、4,600ドル、4,650ドル、4,700ドル、4,775ドル、4,900ドル。サポートは4,300ドル、4,225ドル、4,200ドル、4,125ドル、4,100ドルです。

原油

WTI原油は週前半に上昇したものの、その後は100ドル付近まで下落しました。サウジアラビアが別のルートで原油を輸送できるとの期待や、石油施設への攻撃が減少する可能性から、週後半には供給への懸念が和らぎました。100ドルと10日移動平均線を下回れば、今週は売りの機会となる可能性があります。レジスタンスは105ドル、110ドル、115ドル。サポートは95ドル、90ドル、85ドル、80ドル、75ドル、67.50ドルです。

ビットコイン

ビットコインは週前半、米国の利上げ観測と原油価格の上昇が重しとなり、75,000ドル付近のサポートを試しました。また、CLARITY法案が成立しなかったことも売り材料となりましたが、その後は売りが続かず、価格は大きく回復しました。75,000ドルのサポートからの反発は強気材料で、今週は下落した場面で買いの機会を探す戦略が有効でしょう。82,000ドルを上抜ければ、さらに大きく上昇する可能性があります。レジスタンスは82,000ドル、85,000ドル、90,000ドル、95,000ドル、100,000ドル。サポートは75,000ドル、65,000ドル、62,000ドル、60,000ドル、55,000ドル、50,000ドルです。

今週の注目ポイント

今週の注目ポイント

月曜日:特になし
火曜日:米国 ADP週間雇用者数
水曜日:ユーロ圏 HCOB製造業PMI、英国 S&Pグローバル製造業PMI、米国 S&Pグローバル製造業PMI
木曜日:日本 S&Pグローバル・サービス業PMI、豪州 失業率、ユーロ圏 ECB経済報告、米国 経常収支・新築住宅販売件数
金曜日:米国 耐久財受注、ミシガン大学消費者信頼感指数

金曜日までは重要な経済指標が少ないため、先週のFRBと日銀の会合を受けた市場の反応が引き続き注目されます。ドル円は、金曜日のレートチェック報道によって為替介入への警戒が高まっており、特に注目されそうです。WTI原油が100ドルを下回るかどうかも重要となります。一方、米10年債利回りがさらに上昇すれば、株式市場への下押し圧力が続く可能性があります。

ほぼ満足
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