Paula Rodriguez
第二十四回目の今回は、FXトレーダー歴5年で、現在「BITNAVI」の運営に携わっている中本さんにインタビューさせて頂きました。細かい分析を元に仮想通貨FX・ビットコインFXの海外取引所おすすめランキングを読者の方々にシェアされ、また、ご自身の経験から長期的に収益の安定させるヒントも公開しています。

トレーダーの紹介
はじめまして、BITNAVI (ビットナビ) の中本さとしと申します。FXトレーディング歴は5年になります。現在は個人トレーダーとして活動する傍ら、FXメディアや仮想通貨メディア運営にも携わっています。これまでの経験から、安定した収益を上げ続けることの難しさと重要性を痛感してきました。特に、メンタル面での成長がトレーダーとしての成功に大きく影響することを実感しています。私の取引スタイルは、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせた総合的なアプローチを特徴としており、リスク管理を徹底することで長期的な収益の安定化を実現しています。
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FXを始めたきっかけは?
私のFXトレード人生は、大手銀行での勤務経験がきっかけでした。
当時、為替ディーリング部門で働いていた同僚から市場の魅力について聞かされ、徐々に興味を持つようになりました。特に印象的だったのは、為替市場の持つダイナミックな値動きと、そこから生まれる無限の可能性でした。また、リーマンショック後の激動の時期に、世界経済の大きな変動を目の当たりにしたことも、私がFXを始める決定的な要因となりました。24時間取引できる利便性と、上昇・下降どちらの相場でも利益を得られる可能性に強く惹かれ、本格的にトレードを始めることを決意しました。最初は少額から始めようと考えていましたが、実際の取引を始める前に約半年間、徹底的にデモ取引で練習を重ねました。この慎重なアプローチが、後の成功の礎となったと確信しています。
どのようにFXを学びましたか?
私のFX学習は、基礎から応用まで段階的に進めていきました。まず、経済学の基本書やテクニカル分析の専門書を徹底的に学び、理論的な理解を深めました。同時に、デモ取引で実践的なトレード経験を積み重ねました。特に重要視したのは、各トレードの記録を詳細につけることです。勝敗の結果だけでなく、エントリー理由、市場環境、自分の心理状態まで細かく記録し、定期的に振り返り分析を行いました。また、経験豊富なトレーダーとの交流も大切にし、彼らの知見や経験から多くを学びました。オンラインのトレードコミュニティにも積極的に参加し、様々な視点や手法に触れることで、自分のトレードスタイルを確立していきました。この学習過程で最も重要だったのは、失敗から学ぶ姿勢を持ち続けたことです。
トレードを開始して最初はどうでしたか?
トレード開始当初は、想像以上に厳しい現実に直面しました。デモ取引では好成績を収めていたにもかかわらず、実際の資金を投資すると全く異なる結果となってしまいました。特に大きな問題だったのは感情的なトレードで、利益が出ると慢心して必要以上にリスクを取り、逆に損失を出すと取り戻そうとして更なる損失を重ねる悪循環に陥りました。また、市場の急激な変動に対して適切な対応ができず、大きな損失を被ることも少なくありませんでした。この時期は毎日が試行錯誤の連続で、何度も諦めかけましたが、その度に初心に立ち返り、基本的な分析手法の見直しと感情コントロールの改善に努めました。今振り返ると、この苦しい期間があったからこそ、トレーダーとしての基礎が築けたのだと実感しています。
どれくらいかけて利益が出るようになりましたか?
安定した利益を出せるようになるまでには、約2年半の時間を要しました。最初の1年は完全な試行錯誤期間で、月によって大きく収支が変動していました。その後の1年は、徐々に自分のトレードスタイルを確立していく期間でした。この時期は、損失を最小限に抑えることに注力し、リスク管理の手法を確立していきました。特に転機となったのは、2年目の後半からで、それまでの経験と教訓を活かし、感情に流されない規律あるトレードを実践できるようになりました。月次の収益も安定し始め、最終的には継続的に利益を出せるトレーダーへと成長することができました。この期間で最も重要だったのは、焦らず着実にスキルを積み重ねていく姿勢を保ち続けたことです。
利益が出るようになったのは何故だと思いますか?
安定した収益を上げられるようになった最大の理由は、トレードに対する考え方が根本的に変わったことです。具体的には、「利益を追求する」というマインドセットから、「リスクを管理する」という考え方にシフトしました。これにより、感情的な判断が減り、より客観的な市場分析が可能になりました。また、厳格なルールに基づいたトレードシステムを構築し、それを忠実に実行することで、一貫性のある取引が可能になりました。さらに、市場に対する理解が深まり、相場環境に応じて柔軟に戦略を調整できるようになったことも大きな要因です。加えて、トレード記録の分析を通じて自分の強みと弱みを把握し、それに基づいて取引手法を最適化できたことも、収益性向上につながりました。このように、技術面、メンタル面、システム面の総合的な成長が、安定した収益につながったのだと考えています。
トレードはどのようにされているのですか?(スキャルピングや狙っているタイミング)
私のトレードスタイルは、スイングトレードを基本としながら、市場環境に応じてデイトレードも組み合わせる方法を採用しています。主に4時間足と日足のチャートを分析の基準とし、重要な価格帯やサポート・レジスタンスラインを重視しています。特徴的なのは、主要な経済指標の発表前後の値動きを重点的に狙うアプローチです。この時間帯は市場のボラティリティが高まり、大きな値動きが期待できるためです。また、複数の通貨ペアを同時に監視し、相関関係も考慮しながら取引機会を探ります。エントリーの判断には、テクニカル指標(移動平均線、RSI、MACDなど)とファンダメンタル分析を組み合わせ、さらにマーケットセンチメントも考慮に入れています。ポジションサイズは常に資金の1-2%に抑え、複数のポジションを持つ場合でも総リスク量を管理しています。
トレーダーとしての1日の過ごし方は?
私の1日は、早朝5時の起床から始まります。まず世界の主要な経済ニュースをチェックし、その日の相場環境を把握します。6時からはアジア市場の動きを分析し、既存ポジションの管理と新規エントリーの検討を行います。午前中は主にチャート分析と市場観察に時間を費やし、必要に応じて新規ポジションを取ります。昼食後は一度市場から離れ、トレード日誌の更新や過去の取引の振り返りを行います。夕方からはヨーロッパ市場とアメリカ市場の動きを注視し、重要な経済指標の発表に備えます。夜間は翌日の相場展望を整理し、トレード計画を立てます。休憩や運動の時間も必ず確保し、メンタル面でのバランスを保つよう心がけています。
取引ペアは何がメイン?
私のメインの取引ペアは、EUR/USD(ユーロ/米ドル)とGBP/USD(英ポンド/米ドル)です。これらの通貨ペアを選択している理由は、まず流動性が非常に高く、スプレッドが狭いことが挙げられます。特にEUR/USDは、1日の取引高が最も多い通貨ペアで、価格操作などの影響を受けにくく、クリーンな値動きを示すことが多いです。また、これらの通貨ペアは経済指標の影響を受けやすく、ファンダメンタルズ分析が効果的に機能します。加えて、テクニカル分析の各種指標やチャートパターンの形成も比較的明確で、トレンドの把握がしやすいという特徴があります。時にはUSD/JPY(米ドル/円)やAUD/USD(豪ドル/米ドル)なども取引しますが、これらは市場環境や特定の経済イベントに応じて選択的に取り入れています。
トレードする上で一番重要視していることは?
トレードにおいて最も重要視しているのは、「感情のコントロール」と「リスク管理」の2点です。長年の経験から、トレードの成功はテクニカルスキルよりも、むしろ感情をいかにコントロールできるかにかかっていると確信しています。例えば、大きな利益が出ている時は興奮して過度なリスクを取りがちですし、逆に損失を抱えている時は焦りから理性的な判断が難しくなります。そのため、私は常に感情の状態を意識し、冷静な判断ができない時は取引を控えるようにしています。
